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ブログ 奄美大島 ダイビング日記 ~Native Sea Amami~

\ 海の中の”住宅”事情。 / 2024年12月28日

12月28日(土)

\ 海の中の”住宅”事情。 /

天気:晴れ 風:北
気温:14℃ 水温:20℃

年末になると「暮れ~の元気なご挨拶~♪」が頭の中をリフレインする今日この頃。子供の頃に刷り込まれた音楽って、ふとした時に思い出しますよね~。さて、どうでもいい話は置いといて…昨日綺麗になって戻ってきた第三龍游で久々にボートダイビングへ。

アナモリチュウコシオリエビ 通称「ロボコンエビ」

45歳代未満のロボコンがわからない方は「頑張れ!ロボコン」でググってください。「あ~…」ってなります(笑)ものすご~く狭い岩の隙間を住処にして過ごしています。他の生物の「空家」を利用しておりサンゴの穴に住むことも。1Kの賃貸住宅です。

チンアナゴ

こちらは、砂地にお住まいのチンアナゴ。日本犬の狆(ちん)に似ていることから。英名は「spotted garden eel」で、spottedは斑点のあるという意味。garden eelは直訳すると「庭・ウナギ」。さしずめ、年中キャンプ場暮らしというところでしょうか。広々していていいですね~。

セジロクマノミ

ハタゴイソギンチャクや、シライトイソギンチャクと共生しています。クマノミは、種類によって住むイソギンチャクが違っているのが面白い所です。フワフワしたイソギンチャクがラグジュアリーな感じに見えますね。間取りも広く快適なお住まいです。サザエさん家のような平屋の一軒家って感じです。

カエルアンコウ

浅場の砂底、砂泥底、岩場、サンゴの隙間など色々な所で暮らしております。写真のカエルアンコウは、いつもこのサンゴの奥に隠れるように住んでいます。お客様に紹介する度に「いろんな所で生きていけるのに、なぜわざわざそこを選んだ?」と心の中で突っ込んでしまいます。完全に狭小住宅になってます…。

甲殻類やウミウシは比較的生息する所が決まっているので、その住処(ホスト)を覚えるとお目当ての生物が探しやすいです。ご興味のある方はガイドに聞いてみてくださ~い!!

 

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