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ブログ 奄美大島 ダイビング日記 ~Native Sea Amami~

\ ニシキテグリの産卵行動♪ / 2025年6月22日

6月22日(日)
 
\ ニシキテグリの産卵行動♪ /
 
天気:晴れ 風:南西
気温:32℃ 水温:28℃
 
ここ数日、夜な夜なゴソゴソと誰もいないショップの中を動き回る怪しい人影…。不審者?いいえ、スタッフでございます。(笑)何をしているかというとニシキテグリの産卵を撮影しにナイトダイビングに勤しんでおります。
 
そもそもニシテグリとは何?からご紹介します~。
ニシキテグリは琉球列島からオーストラリアにかけてのサンゴ礁域に生息するスズキ目ネズッポ科の魚です。特に、浅瀬のサンゴ礁や礁湖の枝サンゴの間に多く見られます。小型で体長は5~7cmほど。体色には青色や金緑色が混ざり、帯模様や斑点など不規則な模様を持っています。 第一背びれには長いトゲがあり、第二背びれには金緑色の斑点があります。
フォルム、色彩、泳ぐ姿の全てが可愛いのです!まだご覧になっていない方は是非ご覧くださいませ。m(_ _)m
 
という事で、産卵の様子を。
まずは雄が雌を追いかける動きが始まります。写真左が雄、右が雌です。雄が雌の後をついて泳ぎます。大きさが全然違うので、雄と雌の見分け方は簡単です。これが始まると、産卵も時間の問題でございます!
雄が雌の横について、身を寄せていきます。雌がそれを受け入れると産卵行動スタートです!雌雄寄り添ってサンゴの上をまっすぐ浮上していきます。ここがシャッターチャンスでございます!!
普段はサンゴのすぐ側を泳ぎますが、産卵の時だけはサンゴの上20cmぐらいまでゆっくり浮上します。そして、勢いよくで離れた時に雄は放精し、雌は放卵します。
ニシキテグリの産卵は日の入りの時刻に行われます。その日によって多少ズレもありますが、ほぼ観察する事が出来ます。 日の入り30分前にエントリーし水中で日の入りを迎えてこの瞬間を狙います。約50分~60分位潜ります。ただひたすらにニシキテグリを撮影するダイビング!!ご興味のある方は是非お問い合わせくださいませ~♪という事で、今日の夜も潜ってきたいと思います!!m(_ _)m
 
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